「インソールを買おうと思うけど何にしたらいいか分からない」
「足の裏のタコが気になる」
「靴の履き心地を良くしたい」
「色んな形のインソールが合ってよく分からない」など。。
悩んでいませんか??
今回この記事では、インソールの種類とその効果について解説します。
加えて、専門家の視点からそれぞれのインソールの問題点やデメリットもご紹介します。
最後までお読みいただければ、自分の悩みに合ったインソールを選べるようになります!
選び方のポイントは、
- インソールの種類とそれぞれの機能について知る
- 自分の悩みを明確にする
それでは、ポイントを詳しく解説していきます。
目次
まずインソールとはどのようなものなの?
![靴](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/318970b8b7960bf3fd4cfd8890f1db7a.jpeg?resize=728%2C524&ssl=1)
インソールの役割について、辞書にはこのように記載されています。
靴の敷皮。足の汗を吸い取ったり、足裏を刺激して疲れを取ったりすることなどを目的として、靴の中に敷く中底。
出典:デジタル大辞泉
辞書に記載されているように、汗の吸収や疲れを取る目的で使用される方は多いです
また、上記以外にもさまざまな機能のインソールがあります。
次の項目から具体的にどのような種類のインソールがあるのか見ていきましょう。
インソールの種類と機能 メリットとデメリットは?
![](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/2a10178f9be0ec304c3b0a0c27de40ec.jpeg?resize=728%2C435&ssl=1)
インソールは形状別に大きく分けて3種類あります。
- フルインソール
- ハーフインソール
- オーダーメイドインソール
これらのインソールがそれぞれどのようなものか次の項目から解説していきます。
後半では種類別におすすめの商品を紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!
フルインソール
![オーダーメイドインソール](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2022/09/3c164e5b6e5f0a54776ea3f88651439e.png?resize=728%2C400&ssl=1)
画像のように、踵〜つま先まである一般的なインソールです。
この形状で多いものは
- 消臭効果(速乾作用や銀などの抗菌剤)
- 衝撃緩和効果(ジェル等を使用)
- 土踏まず(足部のアーチ)の補助
上記のような様々な人の希望に合わせて、多くの商品が販売されています。
万人向けするように作られており、大量生産されているため、価格が安く購入しやすいのがメリットです。
デメリット
既製品のため、一人一人に合った形状をしていません。
そのため、土踏まずを過度に補助することにより、O脚が悪化したりなど体に合わない可能性があります。
したがって、既製品のフルインソールを使用する場合は、
「足の汗を抑えたい」
「足の臭いを抑えたい」
「足への衝撃を手軽に減らしたい」
など、消臭効果や衝撃緩和を目的に購入するといいでしょう。
ハーフインソール
![](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/69b0b1e41381ad46c3e97d20cc238a23.jpg?resize=728%2C303&ssl=1)
ハーフインソールはフルインソールとは違い、土踏まずの一部だけに貼り付けたり、踵〜土踏まずまでのサイズの物だったりフルインソールよりコンパクトな物になっています。
ハイヒールのつま先部分に入れて、横アーチの補助をすることができたり、様々な機能のものがあります。
また、ハイヒールの場合は足が前方にズレやすく指に負担がかかりやすいため、滑り止めの使用をおすすめします。
デメリット
ハイヒールなど特別な場合を除いたらあまりおすすめできません。
ハイヒールでは横アーチの低下により、外反母趾や開帳足になるリスクがあります。それらを予防するために使用する場合もあります。
しかし、フルインソールと比較して、インソール本体がズレやすいのと自分に合った物なのか判断が難しいです。
オーダーメイドインソール
![オーダーメイドインソール](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5209-3.jpg?resize=728%2C400&ssl=1)
オーダーメイドインソールは名前の通り、注文を受けてから生産する受注生産品です。一人一人の足を測定し、測定したデータに基づきインソールを作成します。
O脚やX脚、扁平足やハイアーチなど人によって様々な足の形状があり、症状も人により異なります。
例えば、斜面を歩く時に歩きづらいと感じると思います。それと同じで、足のアーチが崩れて足が傾いていると歩きづらかったり、疲れやすさを感じます。
これらの問題点となる骨の並びを正常に近づけるようにオーダーメイドインソールで凹凸を作り、歩く時の足の状態を整えることができます。
オーダーメイドインソールは会社によって作り方が、異なるためどのように作られているか知ることが重要です。
理学療法士など専門家が作成するものもあれば、サイズの測定のみ行い脚全体を分析せず機械で作成されるものもあります。
せっかくオーダーメイドで作るのに、
足の状態を専門家に診てもらえないのでは意味がありません。
したがって、オーダーメイドインソールを選ぶときは、専門家が測定し足の状態を分析するものを選ぶようにしましょう。
以上のことからオーダーメイドインソールを選ぶべき人は、
「足の痛みをなおしたい」
「歩くときの足の疲れを減らしたい」
「O脚をなおしたい」
などの悩むがある方は購入を検討してもいいと思います。
デメリット
一番のデメリットは価格が高いことです。
オーダーメイドインソールは市販のインソールとは違い受注生産のため、
他のインソールのように工場で大量生産ができないことが価格が高くなる要因です。
また専門家が手掛けていることにより人件費も高くなります。
加えて、受注生産のため、完成までに時間を要します。
目的別のおすすめインソール!
![靴](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/2a10178f9be0ec304c3b0a0c27de40ec.jpg?resize=728%2C400&ssl=1)
それでは、具体的にどのような商品がいいのか、目的別にご紹介します。
「O脚を治したい」「扁平足で疲れやすい」「自分に合うものがいい」など
上記の悩みではこちらがおすすめ!
専門家が足の状態を診て、オーダーメイドでインソールを作成してくれます。
問診票と足の測定シートの記入、足の状態を撮影して送り、完成を待つだけです。
おおよそ1週間程度で完成してインソールが届きます。
他にもオーダーメイドのインソールを販売するサイトはありますが、
足の型を取るだけで完成するものが多く、それでは足の状態を把握するには不十分です。
必ず足の状態を問診し、
実際の足の状態を画像で分析してもらえる場所で作成することをおすすめします。
ReActivity オーダーメイドインソールは専門家が問診、測定、足の画像評価を行うため、
足の状態を詳細まで分析することが可能です。
「足の臭いを抑えたい」「足が蒸れないようにしたい」など
上記の悩みではこちらがオススメ!
銀により臭いを抑え、炭の効果で消臭することで、高い消臭効果が期待できます。
加えて、通気性もよく、足の蒸れを抑えてくれます。
夏や梅雨時期の通勤時など、足が蒸れて臭いが気になる季節にいかがでしょうか。
「お手軽価格でクッション性が欲しい」など
上記の悩みではこちらがオススメ!
骨が出ている、踵と指の付け根のところにジェルが内蔵されており、
衝撃吸収効果が期待できます。
加えて、アーチ部分も補助されており、歩行時の疲労感軽減も期待で来ます。
商品の説明欄によると足や膝への負担が30%軽減するとのこと。
(インソール未使用時と比較して)
扁平足やハイアーチで足が疲れやすいなどの悩みがある場合は、ハイアーチが悪化しO脚になったり、足の裏にタコができるなど、症状が悪化する可能性もあるため、明確な悩みがある場合はオーダーメイドのインソールをおすすめします。
「ハイヒールを履くとき指への負担を減らしたい」
上記の悩みではこちらがオススメ!
ハイヒールを履いているとつま先に負担がかかる要因として、
足が地面についた時に、足が前方にズレて親指や小指に圧がかかることが挙げられます。
この滑り止めを活用することで前方へのズレを抑制し、
指先への負担軽減効果が期待できます。
まとめ
![靴・インソール](https://i0.wp.com/reactivity.tokyo/wp-content/uploads/2020/09/8582f63622e99c83af1c76640b0e4ebd.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
足は人体で唯一、地面と接触しているところです。
地面の凹凸を足の裏で感じられるように、インソールの形状も足を伝わり膝や骨盤、腰へと力が伝わっていきます。
インソールの商品のラベルに色々な効果が記載され、
とても足に良いように見えるかもしれません。
しかし、場合によっては足に合わず足を痛めることもあるため、
あまり多くを求めず、
欲しい機能だけでシンプルなものを使用することをオススメします。
この記事がインソール購入の一助になれば幸いです。
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Originally posted on 2023-09-06 @ 09:12
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